講師へのお礼メール、手土産

講演会の講師には終了後、お礼メールを送り、感謝を伝えましょう。素晴らしい講演をしていただいた講師に感謝を述べれば、再演依頼をする際も快く受けてくださることでしょう。できれば当日または遅くても翌日には出すようにします。
また、講演の感想の他に参加者の意見や感想も一緒に入れるなど、定型の文章にならないような文面にするとより気持ちが伝わります。
お礼メールを送るときポイント
丁寧に、礼儀正しく書きましょう。時間を割いて、登壇してくれた先生への心遣いを感謝し、また次回の協力もお願いする一文を入れ締めくくるとよいでしょう。
- 宛名
- 挨拶文
- 講演の御礼
- 講演に対する感想
- 今後も引き続き協力をお願いする言葉
- 結びの言葉
例:お礼メール
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件名 : 〇〇〇講演会のお礼
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●● ●●● 先生
お世話になっております。
株式会社△△の△△です。
昨日はご多忙にもかかわらず、〇〇〇講演会にて講師を務めて頂き、
誠にありがとうございます。
おかげ様で、多くの方々にご参加いただくことができました。
参加者の方々に講演会の感想を伺ったところ、
〇〇についての先生のお考えにとても感動した、
明日からの自分の力になった等、好評の声を多数いただきました。
これもひとえに〇〇先生のお力添えの賜物と深謝いたしております。
今後におきましても、定期的に
講演会を開催する予定でおりますので
引き続き、ご助力・ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
メールにて恐縮ではございますが、
取り急ぎご講演の御礼を申し上げます。
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署名
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メールは、あくまでも略式です。相手にお礼の気持ちを伝える際は、お礼状を送付するのが正式なマナーです。目上の人や相手によってはメールは失礼な印象をあたえることもありますので注意します。お礼メールを送った場合も、改めて令状を出すことも心がけるといいでしょう。
<お礼状ひな形>
お礼状ひな形①のダウンロード
お礼状ひな形②のダウンロード
お礼の手土産について
講師にお礼の気持ちをこめてお帰りになる際に手土産をご準備されることがあります。
お礼の気持ちを表すものですが、お心遣いなので絶対に手土産を渡さなくてはいけないというものではありません。
手土産を用意する場合は、講演会が開催された地元の名産で、お菓子などの簡単に食べられるものがよいでしょう。地元のものは喜ばれやすいので、いくつか候補をピックアップします。その中でも講師が公共交通機関などで帰宅される場合を考慮し、大きさも手ごろで、持ち帰りに負担にならない重さなものを選んでください。
いかがでしょうか。もっとも大事なのは思いやりです。講師の方を労う気持ちを大切にしてください。

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