講演後、参加者からアンケートを実施することは、今後の講演会開催の参考になるので是非行いたいものです。
しかしアンケートの作り方や集め方次第では、参考になりにくい回答になってしまったり、アンケートの回収率が悪くなったりしてしまいます。

今回は講演会後に効果的なアンケートを集めるためのポイントを紹介します。

回答数は多くても A4サイズ1枚に収める量に

色々と質問したいことはありますが、あれもこれもと欲張ると受講者が回答することに対してげんなりしてしまい逆効果です。

優先度を考えて重要な項目から設定する

講演が終了して、アンケートを書き出したらどんどん時間がなくなってしまい、最後は適当に答えたり白紙で出したり・・・そんな経験がありませんか。聞きたいこと、重要なことをアンケートの前半にします。

参加者が回答しやすい表現を心がける

参加者が何を書こうか迷うような内容、例えば「感想を自由に書いて下さい」といった抽象的なものは無回答(空欄)になりがちです。

「◯◯についてどう感じましたか?」

「このセミナーで一番気に入ったパートはどこですか?その理由は?」

上記のように、焦点を定めて質問すると回答しやすくなりますので、優先順位を考えながら具体的に質問を考えましょう。

講師や講演会にとって反省すべきところや改善したい点を聞きたい場合

今後の改善に役立てたい、反省点がどこなのかを見つけて次の講演会に活用したいときは以下のような聞き方をすると具体的で建設的な意見をいただけます。

もっとこうしたら良くなるということをどんなことでも構いません教えて下さい。

〇〇といった意見(ネガティブな意見)もありますが、あなたはどう感じましたか?

など、ネガティブワードだけを記載してもらうのではなく、ポジティブにこうしたらよくなるというような表現を心がけてください。

アンケートの回収率を上げるために

アンケートと聞くと途端に面倒に感じて、拒否反応を示してしまう人も多くいます。
そんな時はアンケートという言葉を使わずに「振り返りシート」とか「参加者の声を聴かせてください」回答用紙のタイトルに変更しましょう。

さらに「次回の講演をよりよいものにするために意見や感想をあつめています。ご協力ください。」などの添え文をアンケート用紙の冒頭に付けるとより効果的です。

アンケートの回収は直接行う

「書いたらその場においてお帰り下さい」

「会場後方の回収ボックスに提出下さい」

このような集め方をすると、回答せずに帰ったり適当に終わらせてしまうリスクがあります。
参加者人数にもよりますが、講師やスタッフが直接回収すると回収率はグッと高まります。
直接回収することを伝えておくと、回答する側も手を抜けなくなり、有効な回答が得られるでしょう。